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レイド馬関2010

九州レイドシリーズの最終戦、レイド馬関2010に参加。

当日早朝、ひだりのさんと合流して下関の集合場所へ向かう。
実は10日ほど前から体調を崩しており、エントリーはしたものの出走を決めたのは前日だった。
ひだりのさんには色々とご心配をおかけし、大変申し訳なかった。

集合場所へ着くとすでに多くの参加者が準備していた。
我々も受付を済ませ、バイクを降ろしてバタバタと準備をする。

ブリーフィング開始。
ひげ丸さんのコース説明は恐ろしく早かった。目でコースを追うのがやっとだ。
重要そうな内容をメモに取っている間に、説明は次へと進んでいる。
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デパール。
エントリー順にコールされ出走していく。
僕はコンペ組では最後のエントリーだったので、最後尾からゆっくりと出て行く。
もっとも、この日は体調と相談しながらEL地点までのんびり走るつもりであり、ポジションは全く気にしない。
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前方には車列が出来ており、ルートを見誤ることがない。
高速道路をくぐってしばらく登るともうすぐQP1地点。送電線を越えたあたりのはずだが、クイズの浴槽が見当たらない。前方から戻ってくる参加者も多く、ここで全員が足止めをくらった。
しばらく右往左往していると、「浴槽は撤去されてるらしい!」たしか土→さんだったと思うが、叫びながら下っていく。その声に導かれ、僕もバイクにまたがり慌てて下る。
思いもよらず最後尾からトップグループに押し上げられた。
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こうなると少し欲が出る。出来るだけ抜かれたくない。
一度集落まで降りて、再び谷あいを登る。そして竹ヤブの中にQP2のスカイライン発見。
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再び集落に出たところでOかもと総帥が待つPC3クリア。
そこから北東方向へ延びるルートを辿り、小さな溜池のところでミス。右に行ってしまった。
GPSが示す方位が違うことで気付き、溜池まで戻ったところでn先生に追いつかれる。
正解はダートのダブトラ。池は見えないと書いたブリーフィングのメモを見逃した。
方々にオレール菌を撒き散らした先生。ピースサインの腕ももまだ上げにくい模様。
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n先生、シオゴンさんと共に走りながら間もなくQP4の峠に到着。
今回はこのようなビニールテープのクイズが多かった。
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一気に下って、地図は2枚目に突入。
舗装路のいくつ目かの分岐でn先生が消えた。
間もなくシオゴンさんともはぐれ、一人旅になる。
民家横の切り通しを見つけて入るが、ブリーフィングに出てきた猪除けの電柵はなかった。
付近で工事が行われていたので電柵は撤去されているものと決め付ける。
間もなくQP5も発見し一安心。写真を撮っていると、えのさんに追いつかれる。
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有人ポイントのPC6に降りると、この時点でもまだトップ集団のままだった。
用意された補給食を摂っていると土→さんが出て行った。続けてシオゴンさん。
自分もその後に続いて出発する。恐らく現在3番手?
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後で地図を見返して気付いたが、ニュージーランド村の横を通らずに駒ヶ坪方向へ行けばショートカット出来た気配。この区間にQPなどはない。二人を出し抜くチャンスを逃したか。
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廃品回収業者の横を通ってダートを登る。分岐までは1本道。
途中で遠→さんに抜かれた。やっぱり来たか。あっという間に見えなくなる。

QP7を取って左方向へ。
ノーミスで赤間関街道に辿り着くが、進む方向はフェンスで閉ざされている。
左手にシングルトラックが見えるので、そちらに入ってみても方角が違ってくる。
フェンスまで戻ったところで、途中で抜いたシオゴンさんに追いつかれた。
このフェンスを越えていくのか。不安なまま進むとお墓に着いた。正規ルートのようだ。
QP8を取り、追ってきたえのさんと共に3人でルートを進む。
ブリーフィングに出てきた、空中歩廊も発見。
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川の横を走り、小学校の校庭横から登るシングルトラックに入る。
先行しているのは土→さんと遠→さんだから、僕らは3位争いだろうと話しながら登る。
えのさんは前週のレイド四国から回復してないらしく、ちょっときつそう。
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峠のQP9を取った後は下りのシングルトラック。
少し頑張って逃げてみる。結構飛ばすがシオゴンさんが離れない。
舗装路に出る少し前で沢を横切る。
振り返ると立ち止まって花の写真を撮っているシオゴンさんが見えた。なんとマイペースな。
そこから先は前だけを見てひたすら飛ばす。
厚保駅裏のQP10を取ってEL11へ到着。なんとなんと2番手に上がっていた。
遠→さんは?また消えた?
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これで完全に舞い上がってしまった。
ラリーストたるもの、体は熱くとも頭は常に冷静でないといけない。
今回はこれを思い知らされた。

クイズの答えを申告すると補給も摂らずにすぐにリスタート。
すぐ先のコンビニに立ち止まっている土→さんを抜いた。
まじすか?現在トップ?QPはあとふたつ。舗装路を死ぬ気で踏んだ。
しかし、これは土→さんの策略だったと後で気付く。(←勝手な想像ですが)

正規ルートをひた走り、高速道路をくぐる。
シングルトラックはまもなく沢へと消えていく。
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その沢の先にあるはずのQP12が見つけられない。
間違えてひとつ手前の分岐付近を必死で探し回った。
10分ほど探していると、えのさん、シオゴンさん、AO野さんに追いつかれた。
えのさんたちと探すとQPは簡単に見つかる。うーん、まだまだ未熟だ。

アリベまで残すQPはあとひとつ。
少しでも前に出たいところだが、走りながら地図を見ていて大変なミスに気付く。
非公開だったQP13の内容を聞いていない!
ブリーフィングではこの場所や特徴を説明されず、EL11に辿り着いたときにスタッフに聞くようになっていたのだ。ELでの順位に舞い上がってしまい、それを忘れていたことに今になって気付くアホ。

全てが終わってひだりのさんと話していて分ったが、この先のルートはラリー前半と重複する。
恐らくひげ丸さんがQP13を非公開にした理由は、先に公開してしまうとQP4を取る前に少し迂回をしてQP13を取ってくる輩がいると考えたのであろう。そうすればQP12を取ったあとにQP13を飛ばせるショートカットルートが鮮やかに浮かび上がってくる。ああ、ラリーのなんと面白いことか。

とにかく、この急場をどうにかしないといけない。どうするどうする。どうするおれ。
姑息だが足が攣ったフリをして立ち止まり、後続の3人を前に出す。
QPの答えがビニールテープなら、立ち止まったりデジカメを取り出すはずだ。
その瞬間を見逃さないようにしよう。今の自分にはこの方法しかない。

きつい登りが続き、本当に足が攣りそうになる。
しかし、ここで離されては全てが水の泡。
痛くないほうの足に力を込めて変則的なペダリングを続ける。
ぼちぼちQP13に近づいたはず。もしかしてもう過ぎたのか?
しかし誰にもおかしな動きはなかった。
不安に耐え切れず、えのさんに尋ねてみた。

「QP13まだですよね?」
「うーん。というか、QP13の内容知ってるの?」

バ、バレてたーーーーー!!!
この返事は、僕が知らないことを知っているということだ。
ということは、ここにいる全員がそれを知っているということ。
知っているからには、僕の前で誰もおかしな動きを見せるわけがない。

完全に終わった。
途方に暮れ、バイクを担いでとぼとぼと登っていく。
地形からはピークの手前にQPがあるような気がする。答えはテープなのか、それ以外なのか。
血眼になって辺りの木や竹を探すが見つからない。

万策尽き、後ろから来るAO野さんに恐る恐る尋ねてみる。
「過ぎてますよね・・・?」
AO野さんはニヤリとしながらも優しかった。
「過ぎてますね。でもそれほどじゃないですよ」
ついでにヒントも教えてくれた。

すぐにバイクを置いて駆け下る。
どこだどこだ。杭はどこだ。何度も何度も振り返りながら下った。
見つからない。かなり下ってひだりのさんと遠→さんに出会った。
お二人に更に詳しいヒントを聞き、ようやくアレかと理解した。
二度も通り過ぎたので場所ははっきり分かる。かなり下り過ぎてしまっていた。
踵を返して登る。どんどん登る。こいつが正解だ。
上ばかり見ていた自分に見つかるはずがない。
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後ろから来ている二人がこれを探している間に、再び下りてきた道を駆け上る。
途中にバイクを置いてきたので、いくらかは楽だ。
バイクを拾った後はラリー前半のルートを逆走。
頭では理解しているが景色は全く違う。

どうにか後続に抜かれずアリベ。残念ながら4着か、と思ったら土→さんも戻っていた。
コンビニで土→さんを見かけて以降、抜かれた覚えはない。どこかでショートカットしたのか?
あとで地図を見るとそれらしいルートを発見。このルートならば、沢も通らずに進め、QP12までの迷いもなくて済みそうだ。ここを通ったのだろうか?コンビニで立ち止まっていたのはこのためか?
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今回はELまで走ることが出来れば十分と思っていたのに、意外にも完走できたのは非常に嬉しい。ラリーの奥深さを更に感じることも出来た。しかし、EX賞は手に届きそうなほど近くに見えて遠かった。
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表彰式。
今回のEX賞はシオゴンさんだった。
トップでアリベした土→さんは残念ながらQPの答えが間違っていたとのこと。
今シーズン、2勝目のシオゴンさん。かっこいいな。
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隣の学生さんはn先生に勝っちゃったので、授業に出なくとも単位をもらえるらしい。

ひげ丸さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
今回もお腹一杯楽しめました。
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by miyacchiism | 2010-03-29 22:25 | 自転車  

丸腰

3連休の初日は近所の里山へ登った。
同伴者はechoさん、たなてつさん。
echoさんやMOABさんのおかげで邪魔な倒木は撤去され気持ちよく走れた。
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残りの二日間は連続で結婚式へ出席。
初日は佐賀市内、二日目は福岡市内で行われた披露宴。
そのどちらへも一人JRに乗って向かったが、車内で妙な焦燥感に襲われた。

スーツに革靴。所持品は祝儀袋と財布と携帯電話のみ。
なにか忘れ物はないか頭の中で素早く反芻する。
水は?行動食は?地図は?コンパスは?チューブは?工具は?
どれも必要なわけがない。しかし、必要じゃないことに気付くのにほんの少し時間がかかった。

気付いてからも、本当にこれだけの持ち物で良いのか焦りが続く。
街の中ではお金さえあれば他には何もいらない。水も食料も連絡手段もそこら中に転がっている。
それなのに、自分は何も持っていない不安に包まれた。今、おれは丸腰じゃないかという錯覚。

結婚式も無事に終わり、自宅までルートをロストすることなく無事に帰還できた。
しかし、自分が感じたあの奇妙な感覚はなんだったのか。少しはMTBerらしくなれた証なのか。
もしかしたら、前転しすぎて頭のどこかがおかしくなったんじゃないのか。
帰ってきてからもまだ不安は続いているのであった。
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by miyacchiism | 2010-03-22 23:09 | 自転車