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遠見岳へ

午前中に時間が出来たので、久しぶりにたなてつさんと遠見岳まで山サイクリング。

古賀ダムへの流れ込みを遡るルートの途中で、沢の水を飲みに来てた猪と遭遇。
幸い、向こうのほうから去ってくれた。出会ったのが親子連れでなくて良かった。
MTBに乗り始めて猪のヌタ場はいくつも見てきたが、実際に姿を見たのは初めて。

きつい坂もたなてつさんとおしゃべりをしながらのんびりとしたペースで登っていくと全く苦しくない。
ああ、気持ちいいな。暑くもなく寒くもなくちょうどいい感じ。

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少し担いで沢を越え、シングルトラックを抜けると遠見岳の登山道に入る。
しばらく登っていくと地滑りが起きた現場に出た。
土がふかふかしてるところをみると、崩れて間もないのだろう。
小規模な地滑りなので復旧にはそれほど時間もかからなそうだ。

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砂利道を更に登って山頂に到着。

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向こうに見えるのは博多の街。

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山頂の東屋でおやつタイム。
全部は食ってません。非常食としていつもザックに入れてるのです。

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帰りは来た道を戻ります。
逆に走るとシングルトラックの表情もまるで違って見えます。
うほほ~!

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ダムの回りはまだそんなに色づいていませんでした。

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予定通り、昼前に帰宅。
たなてつさん、お付き合い頂きありがとうございました。

# by miyacchiism | 2009-11-08 18:46 | 自転車  

九州開幕ラリー 2009

昨年より参加している、とれとればいくの開幕戦が古賀市で開催。
古賀市で開幕するというのは毎年恒例となっているようだ。

今回のラリーは自分の地元だけに多少は地の利があるのか。
集合場所のグリーンパークに定刻到着。しかし館ミチさんが遅れている模様。
後で聞くとセルフチェック用紙の設置に手間取っていたらしい。お疲れ様です。

今日のコースが記されたマップを受け取り、車中でノートPCを開く。
カシミール3Dを立ち上げ、マップ上のPC(ポイントコントロール)をウェイポイントとしてEdge705に転送するためだ。

コースもルートとしてGPSに転送出来なくもないが、そこまでやると地図読みという楽しみが全くなくなってしまう。GPSに走らされて終わりではあまりに味気ない。少しは迷う楽しみも残しておかないと。そんな考えも杞憂に終わるとは露知らず・・・。

コースクリエイターの館ミチさんによるブリーフィングでコース攻略のヒントを聞き出す。
GPSよりもここでの話が一番需要。わずかな情報の聞き逃しが命取りとなる。
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駐車場からデパール地点までリエゾン。
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キモトさんの合図で一斉にデパール。ハヤカワさんがすぐに飛び出す。
追わないと離される一方だ。最後尾から僕も追いかける。
PC1とPC2のクイズポイントは止まらずに横目でチェック。
ちかごろ記憶力の低下が著しくなってきたがアリベまでは多分覚えてるだろう。

少し走ったところで、なんとハヤカワさんがパンク修理中。
そう言えば、デパール前に二度も空気入れを貸してあげた。やはりパンクだったのか。
他人の不幸は蜜の味。いや、棚からぼたもち。これでトップに躍り出た。
いまのうちに少しでもアドバンテージを広げておきたい。

PC3の手前で山口から参加のオカモトさんら2名に抜かれるがトップ集団のままクリア。
ここまで迷いなし。いいぞいいぞ。
再びトップに出て次のシングルトラック取り付きで少し迷うが、後から来たオカモトさんが発見した模様。ありがとうございます。素直に後ろに従う。すぐにため池の横のPC4のクイズポイント発見。
皆がメモしている間、答えをデジカメに収め早々にリスタートする。
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トップを独走。いい感じだ。このまま行けばEXバイカーですか?
一瞬でもそんな夢を見たのが間違いだった。
PC5へのルートをロスト。GPSを見すぎて違う道へ入り込んだ。
しかし、Edge705に記録したPC5はすぐそこ。その方向を見ると登れそうにない山・・・。
多少のヤブなら突入する気だったが、これではどうすることも出来ない。
ショートカットする道を探して行ったり来たりしたあげく、諦めて正規ルートに戻る。多分20分近くはムダにしてしまった。

PC5のクイズポイントをチェックし、久末ダムへと向かう。
ここは20年ほど前に釣りで毎日通った場所だ。間違うハズがない、間違うハズが・・・。間違えた。
さらに後続の方に抜かれて、PC6をクリアし有人ポイントのPC7へ。
ここまでの順位を聞くと・・・、8位!ガーン、2箇所の間違いでそんなに抜かれたのか・・・。

補給は摂らずにすぐリスタート。
PC8までは問題なく辿り着く。あれれ、ここでもハヤカワさんが本日二度目のパンク修理中。一度目の修理が不十分だったらしい。すでに予備のチューブを失っていたがオカモトさんが貸してあげたそう。ちっ、余計なことを・・・。

ここで皆さんが休憩中の中、僕は休まず出発。ここまで気合い入ってる自分が不思議。
分岐で地図を確認していると、後ろからシオゴンさんが抜いていった。
自信満々な頼もしい後ろ姿にフラフラとついていく。
登りで抜いて次の分岐を左折。だが、シオゴンさんは直進していった。えええ!そっちなの?
信じられるのは己のみ!自分を信じて選んだ道を突き進む。後ろからどなたか一人ついてきた。
しかし、道がなくなりUターン。学習能力ゼロだわ。シオゴンさんすごいや。

九州自動車道を横切り、ダートを下ってPC9のクイズポイントをクリア。
ここから徐々に登り始めて竹林を抜け、清瀧寺方面へ向かう。
迷わずPC10兼PC12へ到着。
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ここでニタさんと再会。何度も抜いたのに気がつくといつも前にいるニタさん。
しばらく後をついていくことにする。ここからはPC12まで城の山をぐるりと周回するルート。
チェーンで車止めされた林道に入ってしばらく行くと林道終点の標識。
いよいよ担ぎ区間だ。それも相当な斜度。どこに道があるか分かりますか?
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何度も足が攣りそうになりながら、GPSを頼りにピークのPC10.5へ辿り着く。
ここはセルフチェックだ。6番手に順位を上げていた。トップとは16分差。
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PC11へは尾根沿いに走るルート。イノウエさんとしばらく同行。
最後のピークから下る方向が分かりづらい。イノウエさんは右へ降りていった。
途中までついていくが、GPSで見るとPC11からは明らかに離れていく。
自分だけ引き返し、無事に鞍部にあるPC11へ辿り着く。イノウエさん、ゴメン・・・。

ここからの下りがまたすごい道だった。目を凝らすとうっすらと道らしきものが見える程度。
倒木や木の根も多く、何度もコケた。最後のヤブを抜けるといきなり舗装路に出た。
この先のPC12までは豪快に下るだけだ。対向車に注意しながら飛ばして到着。
順位を聞くと5位に上昇。しかも上位のシオゴンさんはここでリアディレイラーの修理中だった。
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「お疲れ様でーす(はあと)」。労せず一人抜いた。

ここからは舗装路のみ。どう走ってもPC13へは辿り着く・・・はずが、またロスト。
リカバリに思いのほか時間がかかった。
池の間のPC13もセルフチェック。順位は4位のままだ。
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あとはアリベまで一直線。ルートを無視し最短距離を走ってアリベ。
湯を沸かしカップラーメンをすすりながら全員のアリベを待つ。
一人が間違えて入った谷から戻れず、足が攣ってDNFとなったがミチさんの車で無事に帰還。
助けに入った方たちも無事にアリベして終了。お疲れ様でした。

緊張の表彰式。EXバイカーはぶっちぎりでハヤカワさん。40分の差をつけられた。
二度のパンク修理がなかったらいったいどんなタイムなのよ?・・・。
来週のエクステラ世界選手権も頑張ってください。
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続いてソリッドバイカーの発表。コールされたのはなんと自分。
えっ、なんで?確か4番手でアリベしたはず。
先着の方のQPの答えが不十分でペナルティにより降着になったのと、ベテランの方が選考から外されたことによるものだった。参加3戦目の成績が評価されたらしい。なんだか申し訳ない気分。でもすごく嬉しい。
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最初で最後かもしれないので、この紙袋は大事にとっておきます。

毎回だが、こうしてブログの記事を書きながら地図を見てコースを思い返すとにやにやしてくる。
これは順位に関係なくそうだ。加えて今回からGPSのログを見る楽しみも増えた。
天空から自分が走った軌跡が見えるのだ。迷ってうろうろしていたときの記憶が鮮明によみがえる。

今回に限ってはEdge705は助けにもなったしミスの誘発にもなった。
プラスマイナスゼロといったところか。しかし、それは自分のスキル不足によるもの。
上手く使えば強力な武器になりそうな気はする。もちろん、GPSだけで勝てるほどラリーは甘くない。
地図読みも含めて自分の経験値をもっとあげていきたいものだ。
来月は篠栗Rラリー。次こそ迷わずいくぞ。
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# by miyacchiism | 2009-10-18 22:48 | 自転車  

Edge705 レビューその3

PC->GPS、データのアップロード編。
ルートの作成とGPXファイル書き出しにALPSLAB routeを使う方法があるらしいのでやってみた。

クリックするだけでルートが作られていく。これは楽しい。
そのルートを完成するにはサイトに投稿しないといけないようだが、他人に見られて困るものでもないので支障はない。適当なルート名とハンドルネームを入れて投稿。あとは出来上がったルートをGPXファイルでダウンロードするだけだ。ほんとにこれでいいの?と思うくらい簡単。

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ダウンロードしたこのGPXファイルを今度はEdge705に放り込む。
目的のフォルダはGarmin>GPX。半角英数字のファイル名でないと文字化けするので注意が必要。Edge705を起動し、menu>Where To?>Saved Ridesの手順で先ほどのファイルが見えたらそれを選択。さらにNavigateをクリックするとしばらく待って地図上にルートが表示される。

オール舗装路を選んだので、1.25のスリックタイヤに履き替えてスタート。
今回はGPSの取り付け場所をトップチューブからステムに変更してみた。やはりこの位置のほうが格段に見やすい。

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見坂峠を越え、下ったところで左折。Edge705も交差点の手前からきっちりと案内を出してくれる。
コンビニを見つけ小休止。ドラ焼きとスポーツドリンクで補給を行う。

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更に北上し、JRの線路を横切るところで迷った。
頭の中では踏み切りを想像していたが道がない。うろうろしているとルートから離れていく。
このあたりは開発が進んでいるので、地図と実際の道路が違っているのだろうと思ったが、違った。

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こんなルートでしたか・・・。
てっきり車も通行できる幅員の道路だと思い込んでいたので見つけられなかったようだ。
灯台下暗し。藪に埋もれかけたシングルトラックより分かりにくい。

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そのまま進んでいくと、前方に一人のランナーと伴走するローディーを発見。
ランナーはハイドレーションパックを背負っている。
どんなイベントが開かれているんだろうと思いながら無言で追い抜いた。
しばらくして、後方から「みやっちさーん」と呼ぶ声。
こんなところで誰?と振り向くと先ほどのローディーの方。
よく見ると、なんとブルベスタッフの【K】さんでした。

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聞くと、【K】さんは津屋崎をスタート/ゴールとするウルトラマラソン(100km)の伴走として走られているそう。黙って追い抜く僕に気付いて声をかけてくれたらしいのだ。大変失礼しました・・・。しばらく談笑しながら走って行き先を聞くとこのまま地蔵峠に向かうらしい。こちらは垂見峠を越えるルート設定だったが、その話を聞いて地蔵峠にバイクを向けてみた。このようなルート変更にEdge705がどう使えるのかを試すのにもちょうどいい。

【K】さんに挨拶し、先に地蔵峠へ向かう。
画面上から設定したルートが見えなくなった。
このへんの土地勘はあるが、知らない土地だと仮定して地図をズームアウトしルートを画面の端に捉えるようにする。こうしておくと本当に知らない土地でも大きく方向を間違うことはないはず。峠を越え下ったところでルート復帰に向けて方向転換。間もなく芹田交差点に出てルート復帰。目的の鯛焼き屋で2回目の補給も完了。

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波津からは追い風基調で楽に津屋崎まで帰ってきた。
海には沢山の貸しボートが出て賑わっている。波津ではウネリが出ていたがここは静かな海だ。

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自宅に戻ってGPSからデータをダウンロード。
例によってTCXをGPXに変換し、カシミール3Dでファイルを開いてみる。

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迷ったところもきちんとログが残っている。思わずニヤリ。
しかし、グラフ表示にしてみると高度がおかしい。
地図の高度よりもトラックログが浮き上がって見える。峠のピークではほぼ一致。
実は高度に関しては走行中にも違和感を感じていた。海岸線を走っているのに高度が13mなどと出ていたからだ。Edge705は気圧から高度を割り出しているんだったっけ?位置情報から?補正は出来るんだろうか?今のところ、切迫した状況でもないのでヒマなときに調べることにする。

# by miyacchiism | 2009-09-22 13:41 | GPS